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Q1: オステオパシーって何?

オステオパシーとは、痛みや違和感の原因を探り、技術や知識だけではなく、多数の原理に基づいて行われる手技による療法です。

– 総合的に人体を見る: 人間とは、体、そして精神(脳)から成っています。体は脳に、脳は体に影響します。
もし一方を深く知り、治療しようとする場合、その全体を考慮しなければなりません。さらに言えば、体は全体をつなぐたくさんの部分からなっています。
体を部位ごとに分けるとすると、頭、胴、腕、足などに分けられますが、実際のつながり方としては、そのようにはっきりと区分できません。
どの部位もひとつでは機能せず、全体が、相互の影響や働きの妨げになる作用は連動しあっています。
そのため、施術師は、例え痛みが一部分であっても、問診と施術の中で、常に総合的に人体を見るのです。

– 原因の追究 : 体に問題や痛みがあるときに、私たちができることとして、原因を取り除くこと、または結果(痛み)を取り除くことの2つが考えられます。
その際、オステオパスは常に、痛みを取り除く、または軽減させるために原因を取り除くことを選びます。
たとえば、もし圧縮した神経が痛みを引き起こす場合、オステオパスは、痛みに対して処置をするよりも、神経の圧縮を減らす試みをします。そして、その結果として痛みがなくなっていくのです。

– 人体への深い知識 : オステオパスは、高度な解剖学・生理学・人体構造の知識をよりどころとして、症状の説明をすることができます。ですので、事前に医療機関に行って診断を受ける必要はありません。
もし、オステオパシーが患者の問題に適していないときは、オステオパスはその治療に適した専門家や専門機関での受診を勧めるでしょう。

– 自然治癒力 : 人間の体は、健康に必要なすべての物質を作り出すことができます。ですので、副作用をもたらす恐れのある薬などの代わりに、オステオパスは、体の自然治癒力のキャパシティーを増幅させます。苦痛そのものをとりのぞく力はありませんが、痛みを感じている場所が、自分自身で回復しようとする力を助ける作用があります。